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竹は、抗菌効果・消臭効果・抗酸化効果といった様々な特性を持っています。その竹の表皮から得られるモウソウチク抽出物が持つ特長や機能性を活かし、ウイルス・食中毒菌類の除菌対策に。さらに、食品の日持向上効果によるフードロス削減や衛生環境向上に寄与する製品を取り揃えております。

モウソウチク抽出物とは

食品添加物の分類 : 既存添加物名簿323号(2021年時点)食品衛生法上の用途 : 製造用剤/日持向上剤

日本に生育するイネ科のモウソウチク(孟宗竹)の茎の表皮から抽出して得られたものです。抗菌作用や酸化防止作用があり、厚生労働省から食品添加物として使用、販売等が認められています。

また、以下の試験において安全性が認められております。

  • 反復投与試験

    90日間の試験において、毒性学的影響は認められませんでした。

  • 変異原性試験

    投与によって染色体に異常をきたさないかどうかをみる試験ですが、変異原性は見られませんでした。

  • 急性毒性試験

    5,000mg/㎏投与において急性毒性は認められませんでした。

❶❷既存添加物の安全性評価に関する調査研究(平成11年度厚生労働省生活衛生局食品化学課食品添加物安全性評価等試験検査費による報告書)より
❷信州大学(農学部生物生産課学科)にて試験
❸北里大学(衛生学部)にて試験

衛生製剤に対する取り組み

モウソウチク抽出物 × エタノールによる効果

  • ウイルス雑菌強力除去

    一般的なアルコール製剤では効果が期待できないウイルスや雑菌に対して幅広く効果を発揮します。

  • 水場でも効果を発揮

    濡れた状態で使用するとアルコール濃度が低下し効果が弱まる従来のアルコール製剤の弱点をカバー。
    製剤が薄まっても効果を発揮します。

  • 抗菌持続力

    揮発後は期待できなかった抗菌力が7日目でも持続していることを証明。二次汚染を予防します。

  • 天然由来・人にやさしい

    モウソウチク抽出物をはじめ、使用している成分はすべて日本で食品添加物の原料として認定されている安全性の高いものです。

  • 優れた消臭効果

    モウソウチク抽出物の効果で様々な悪臭に対して臭いを元から分解・消臭。臭いの原因である雑菌も同時に除去します。

※すべてのウイルス・雑菌に効果があるものではありません。
※噴霧箇所への接触による摩擦の有無や水濡れ等、使用状況により持続力は短くなることがあります。

こうした効果を持つことから、竹から生まれた除菌剤をはじめとするユニーク商品は、ドアノブ、テーブル・椅子・おもちゃ・調理器具・靴・ブーツ・布団・枕など様々な箇所へご使用いただくことが可能です。

商品が新型コロナウイルス SARS-CoV-2 への抗ウイルス効果で注目

2021年1月、タケックスが開発した「モウソウチク抽出物含有アルコール製剤」が、一般財団法人日本繊維製品品質技術センターにより、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)への抗ウイルス効果の持続性があると判明しました。

「モウソウチク抽出物含有アルコール製剤」は、抗菌・抗酸化・消臭に優れた「モウソウチク抽出物」を配合した食品添加物アルコール製剤です。2020年12月、噴霧から15日後に新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)が対象物に付着しても99.99%ウイルスを不活性化できたことが確認されました。

タケックスは、竹抽出物「モウソウチク抽出物」による衛生製剤の開発・製造・販売を行っています。「モウソウチク抽出物」は、竹の茎の表皮を粉砕したものをエタノールで抽出して得られる成分です。
これまでも、この抽出物は、2009年5月、大阪府立大学との共同研究によりネコカリシウイルス(ノロウイルスの代替ウイルス)、同じく2009年5月、鳥取大学との共同研究において鳥インフルエンザウイルスに対して、不活化(※)効果があることが確認されています。今回、改めて、その効能が注目されています。
(※微生物などの病原体(この場合はウイルス)を熱、紫外線、薬剤などで死滅させる(感染性を失わせる)ことをいいます)

日持ち向上剤に対する取り組み

食に関する課題解決

未来を担う子供たちのために。
タケックスラボは世界の食に関する課題解決に挑みます。

商品ラインナップ

  • アルコール製剤

  • 日持ち向上剤

  • 医薬部外品

  • 衛生雑貨

  • 自動噴霧機

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