Bio Tech

バイオテック製品紹介

Bio Tech バイオテック製品紹介

  • タケックスバイオパウダーBP

    竹を破砕、粉砕し、特殊工程を経てヘミセルロースを低減。
    強度向上が期待できる。

    林地での竹の伐採から工場への運搬、工場内での加工、出荷、までを含む排出原単位として、BP1㎏当たりのCO2排出原単位は約0.027㎏-CO2(自社試算)でした。

    一方でタルクのCO2排出原単位としては、1㎏当たり3.34㎏-CO2との事で約100倍の差があります。
    ※採石~粉砕~輸送、国内流通までの工程を含む

    PPの原単位を1㎏当たり1.5㎏-CO2として、タルク含有率10%をBP20%に置き換えた場合、約28%のCO2排出量の削減が見込めます。

  • タケックスバイオアッシュBA

    バージンの木質や竹類を燃料としたバイオマス発電にて、発生する燃焼炉内のフライアッシュ。強アルカリ性。

  • 竹由来中間体

    竹を原料とした製品開発をご検討中のお客様。最終製品を作るための竹を主成分とした中間体をご提供致します。
    開発製品の目的に応じた各種中間体をご活用いただくことで、開発期間の短縮、竹原料のコストダウン等にお役立て下さい。
    技術的サポートも承ります。

    • 竹キノンパウダー
      外観:緑色乾燥粉末
      粒度:42メッシュパス
    • リグナンエキス
      外観:淡黄色透明液体
      比重:0.812~0.834
      アルコール度数(%):90.0~96.1
    • タケックスパウダー(T)
      外観:白色~やや淡黄色の粉末
      pH:4.5~6.0
    • タケリグナンGY-Ⅱ
      外観:淡黄色透明液体
      pH:3.5~4.5
      比重:0.937~0.945
      アルコール度数(%):44.0~48.0
    • 竹アロマ水
      外観:特有の匂いを有する無色透明液体
      pH:3.0~4.5
  • タケックスハードブロックHB

    繊維状に加工した竹とフェノール樹脂を高密度に圧縮成形したブロック材。
    高強度コンクリート並みの強度で曲げ強さ、引張強さに優れています。

    タケックスHB(ハードブロック)のCO2排出量およびCO2固定量

     建築やインテリア業界等様々な資材、製品に使用されている南洋材ですが、過剰な伐採等による資源の枯渇や森林破壊等、環境への悪影響も懸念されています。
     またCO2排出量に関して計算すると、製材化+輸送時に排出されるCO2量に対して、製材としての炭素固定量が少なく、1㎥あたり約180kgのCO2を排出している計算になります。
     対してタケックスハードブロックHBは枯渇しにくいバイオマス原料である竹を原料とした製品で、製材化+輸送時のCO2排出量に比べ、炭素固定量が多く、1㎥使用した場合のCO2排出量は約2kg程度に抑えられます。

    単位:kg-CO2/㎡

    南洋材(アピトン)については輸入木材のLCA データベースの構築, 日本建築学会技術報告集 第16 巻 第33 号, 609-614, 2010 年6 月のデータを基に、府中家具協同組合制作
    WEB ページ「木材図鑑」の比重データから㎥単位へ換算。竹圧縮材についてはCarbon Footprint Analysis of Bamboo Scrimber Flooring̶Implications for Carbon Sequestration of Bamboo Forests and Its Products : Lei Gu,Forests 2019, 10, 51 よりデータ引用

    ウッドマイルズ関連指標算出プログラムver.2016 をもとに製材品輸入を想定して算出。

    単位:kg-CO2/㎡

    南洋材(アピトン)については比重データを基に竹圧縮材と同様耐用年数20 年として試算。竹圧縮材についてはCarbon Footprint Analysis of Bamboo Scrimber Flooring̶Implications for Carbon Sequestration of Bamboo Forests and Its Products : Lei Gu, Forests 2019, 10, 51 よりデータ引用